角膜潰瘍


目のケガでよく聞く病名に『角膜潰瘍』があります。



角膜は、上皮・実質・デスメ膜・内皮の4層から成り立っていますが、傷の深さにより治療方法は異なります。

エリザベスカラー装着
エリザベスカラー装着


我が家のシーズー。さくら。

最初は白い目やにだけでした。

元々  目尻にイボがあるので、その影響かと思い様子見。


研修などあり3日ほど家を空けて帰宅した時には…

◯食欲はあるけど、元気はない。

◯顔を拭くとき嫌がる。

そんな状態…よくよく観察してみると、黒目の下側に2ミリほどの穴ができていました。


翌日  診察してもらうと

薄皮一枚が残ってる状態。それに傷がいったら目は助からないかも…とのこと。



保護のためのコンタクトレンズと、エリザベスカラー装着。

4種類の目薬と抗生剤が処方され現在治療中です。



目薬と目薬の間隔はあけないといけないので、ちょっと手間だったり

目薬いれるのを嫌がったり

コンタクトが外れたり

エリザベスカラーがストレスになったり…


大変💧


特に多頭の場合ケガした子に構いすぎて、元気な子がやきもち妬いたり😅


大変💧



目やにがでたな?と思ったら、出来るだけすぐに受診することがオススメです。




角膜潰瘍になりやすい犬種


パグ、シーズー、ペキニーズ、フレンチ・ブルドッグなど。


…目が大きいし出てるものね…


後、免疫介在性角膜炎(簡単に言うと免疫の異常)になりやすい犬種


ミニチュアダックス、シェットランド・シープドッグ、ジャーマン・シェパード、イタリアン・グレートハウンド



猫ちゃんも遊んでる途中で目にケガ…ってことも多いです。